太宰府天満宮でのくすかき。3月31日から3週間にわたり、毎朝6時半に集まり、天満宮の広場に落ちたくすの葉っぱを掃わき、先週末に最後のイベントくすあげがありました。
大人も子どもも、想いを共有する仲間が集まるくすかき。東京から、静岡から、太宰府市以外の福岡から、そして地元からそれぞれの想いを胸に持って集まったみんな。子どもたちの1年ぶりの成長をともに見守ったり、今年のくすの落ち葉の様子を話しながら、日々のくすかきを通してその繋がりを深めていきました。
最終日の朝。5時から準備をして、7時からはじまったくすあげ。かつて広場の中心にあった千年クスを想い、その根っこと幹を想像しながら、これまで集めてきた葉っぱで表現していきます。
子どもたちはくすの香り袋を大人たちに届け、最後にくす山の上に乗せて、神さまに香りを届けます。
わたしは今回、水当番をさせてもらいました。千年クスを想いながら、かつてのクスに水をまくように、天高く水を撒きました。くすを中心にみんなのそれぞれの想いがつながり、ひとつになる豊かな時間でした。
千年という時間の中での自分の存在の小ささを思うと気が遠くなりそうだけど、それでもこれまでの歴史に想いを馳せながら、新しくつながったたくさんのご縁を大切に、いまとこれから続く未来を一歩一歩積み重ねていきたいと思います。
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