呼吸を使いながら、身体を触りながら、「インナーチャイルド」を癒していく整体でした。非常に気持ちよかったです。

外から身体をほぐしていくことが一般的な整体ですが、知子さんの整体は内面からほぐしていくもの。こういうと抽象的で神秘的なのですが、「病は気から」というのもあり、精神的な部分は、創成期０〜３歳まで「三つ子の魂百まで」と言われるように、３歳までに形成された人格は一生変わりません。

無意識にそれまでに作られてきた人格が、「トラウマ」だったり、「ビリーフ」だったり、交流分析的にいうと「人生脚本」と呼ばれるものだったりする。みんな思い当たる節があると思うのですが、人間は「いつも同じことパターン」というのを繰り返し、創成期に作られた人格が無意識に自分を動かしています。

別の言い方をすると「インナーチャイルド」、つまり、小さい頃の自分。小さい頃の自分はエネルギーを持っていて、例えば、お母さんにぎゅっとしてほしくて一目散に走って行ったら「車が来るから危ない」と言われて、めちゃくちゃ叱られる。だから、お母さんに気に入られるためには、言われたことを守らなくちゃいけないと思い込んでしまうというのが「インナーチャイルド」。

知子さんは、その「インナーチャイルド」を呼吸を使いながら、身体を触りながら、癒していきます。普通は、ヒプノセラピーやゲシュタルト療法など色々な療法を使ってそこを癒していくのだけど、そういうことなしに、太宰府の（素晴らしい）環境や、知子さんの感覚を使って、そこを癒していくのです。

内面から身体がほどけていくという感覚で、最後は（1時間半ぐらいたったら）、身体がベッドに沈み込むような、深くて気持ちのいい感覚になって、意識が真っ白に。身体全体がゆったりと、柔らかくなっている感じになりました。最後はすごく癒されて、泣いちゃった（笑）。帰りの車の中はルンルン気分で、色々な風を感じたり、まわりを見たりする時も、ある意味、集中力が増しているし、色々なものを感じられるようになって、一日がすごく晴れ晴れとした感覚になれる整体でした。

「インナーチャイルド」の蓋をあけると本当にエネルギーがでてくるようになります。本来生まれて持ってきた才能が全て集約されていく。施術後、毎日、自分の「インナーチャイルド」と会話するようになりました。結果、なぜか若返りましたねと昨日も言われました（笑）。非常に気持ちよかったです。パートナーの女性もすごく頑張っている人だから、彼女にもぜひ受けてもらいたいです。