森をツナグ2周年記念 オンライン写真展 (本日最終日)
『くすのき - History -』
くすのきがわたしを太宰府に呼んでくれた - 不思議な感覚なのですが、 そんな気がしています。
3 月末から 4 月にかけて、 くすのきは一斉に葉っぱを落として、 新しい若葉が芽生えてきます。
葉っぱの隙間から差し込む朝日と、 さわさわと葉っぱを揺らす風を感じながら 見上げるくすのきは本当に美しい。 ずっと見続けていたくなります。
太宰府にきた頃のこと。 くすのきの大きさにびっくりしました。
太宰府天満宮のくすのきを じっと見つめていると、 なんだか対話できるような感覚になりました。
不安でたまらなくなると、 くすのきに会いに行く。朝も夕方も夜も。 そんな日々が続きました。
そして、行く度に、大きな力をもらいました。
くすのきはこれまでの歴史を 全部記憶している、そう感じます。 そして世界と繋がっているとも感じます。
雨水を身体いっぱいに吸い込み、 その水が川に流れ込み、 やがて海へ向かい、 また雨水になって世界をめぐる。
いつもそばにいて、見守ってくれるくすのき。
わたしの太宰府は、 くすのきとともにはじまりました。
本日2020年4月4日は森をツナグ設立日。 2年がたち、3年目を迎えます。
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